みなさん、普段の仕事・⽇常においてフォントについて考えることはありますか?
クリエイティブや広告系のお仕事をされている⽅は「基本っしょ!」と思うことでしょう。
今回は特に気にしていなかった!という⽅に、その重要性をお伝えします。
いきなりですが、あなたはある企業の社⻑だとします。
社運を賭けた⼀⼤事業のオープンまであと少し。
もう⼀踏ん張りだ!という状況で、若⼿社員が⼤きなミスをしたとします。きっとあなたは、頭の中が沸騰しつつも、冷静に振る舞い事態収拾に向け頭をフル回転させることでしょう。
そんな時このような謝罪のお⼿紙が届いたらどう思いますか?
え?なに、ギャルなの?ギャルピースしながら語尾にハートマークをつけて謝罪する姿をイメージしてしまうような。本当に反省しているの?って思いますよね。
・・・ギャルのみなさま失礼いたしました。個⼈的にはむしろギャルリスペクトっす。
ではこちらはいかがでしょうか。
どうした?こちらが叱ったら呪ってきそうなフォントですね。
叶姉妹かな?マダム感あるな。
達筆ですけども!圧がすごい!
うん、この辺が誠意伝わりますよね。
まぁ、このような状況でベーシックなゴシック体・明朝体以外のフォントで謝罪する⽅はいないと思いますが、フォント⼀つでさまざまな印象を与えるというこは感じてもらえたのではないでしょうか。
現在、企業や個⼈、誰もが気軽にクリエイティブに触れるようになりました。
SNS 運⽤などでもフォントはかなり重要です。
どのようなフォントが効果的か、ターゲットやテーマによって変わります。
それではここからは真⾯⽬にお伝えしたいと思います。
(ずっと真⾯⽬なんですけども)
『読みやすい』と『見やすい』の違い
例えば、新聞や⼩説、論⽂のように⻑い⽂章を『読ませる』には⼀般的に明朝体が読みやすいとされています。
しかし、プレゼン資料など、丁寧な⽂章で説明するものではなく、要点をまとめて説明するようなものには「⾒やすさ」が重視されます。
PC やスクリーン上では解像度が低くなり、線に強弱がある明朝体では掠れて⾒えてしまうことがあります。
そのため、資料の本⽂では細めのゴシック体を使⽤することをおすすめします。
⾒出しなどを太ゴシックや明朝にし、メリハリのある⽂にすると尚良しでしょう。
仕事でプレゼン資料など作成される⽅、ぜひ参考にしてみてください。
デザインにあったフォントとは?
デザインにおいて初⼼者の⽅によくある悩みに、画像や動画などターゲットに効果のあるデザインを作成したいが、どのようなフォントを使⽤したらいいかということがありますよね。
参考までにテーマによって合うフォントをまとめてみました。
感覚的なものになってくるので、どのジャンルに属するかそもそも振り分けること⾃体が難しい場合もあります。
迷った時は『オールジャンル』に合うゴシック体がお勧めです。
それでも「もう⼀味加えたい!」「気持ちのこもった資料にしたい!」という⽅は、ぜひビープラストにご相談ください。
⽬指しているものに近づくためのクリエイティブをご提供いたします。