この投稿は、頭の中で今気になっていて、これって企画(ネタ)のタネになるんじゃない?と思っているモノを勝手につぶやくものである。
「Think small」という広告をご存じだろうか。
これは、1960年、アメリカの広告代理店であるDDB(ドイル・デーン・バーンバック)のクリエイティブ・ディレクターバーンバック氏が、フォルクスワーゲンビートルの広告のために制作した名作だ。
広告のデザインは、小さな車(ビートル)のビジュアルに「Think small」という短いメッセージが添えられた潔いものとなっている。
当時のアメリカでは「車が大きい方が良い」という風潮があったそうだが、そういった常識を、ビジュアルと短いメッセージ(キャッチコピーで)で見事に翻している。
クリエイティブの力で、多くの人々の心を動かした名作。実にかっこいい。そしてこの「1ビジュアル、1メッセージ」というパターンは、現代でも広告クリエイティブの王道となっている。 「広告なんてお断り!」という方も多いと思うが、名作と呼ばれる広告は、当時の価値観や空気感を感じられて、面白い。「Think small」も気になる方は、ぜひ検索を。