ネタのたね【クリエイティブ道(どう)】

この投稿は、頭の中で今気になっていて、これって企画(ネタ)のタネになるんじゃない?と思っているモノを勝手につぶやくものである。

茶道・華道・剣道・柔道‥日本にはたくさんの「道」というものがある。

「道(みち)」は人が物理的に行きかう場所であり、そこから発展して、人が何度も同じことを反復して得た最高の善を「道(どう)」という。技術を磨くだけでなく、人としての成長をめざすものそれが「道(どう)」なのだと思う。

とあるクリエイティブ講座で講師の方が「クリエイティブディレクターの仕事は、苦しいことも多い。でも、ものすごくおもしろい。だから、僕はクリエイティブディレクターの仕事はクリエイティブ道と呼びます。」とおっしゃっていた。その方は、数多くの企業のクリエイティブディレクターを務め、「次の当たり前」をクリエイトされている有名なクリエイティブディレクターの方だ。そんな人でも苦しい時は苦しい。でも、前を向いて歩みを続けている。その事実が、日々悶々と悩んでいた私を勇気づけてくれた。

クリエイティブディレクターの仕事は、答えがないし、やり方をだれから教わったわけでもない。自分の感覚を信じてクライアントに提案するため、悩むことが多いし、くじけそうになることがある。そう感じているからこそ、有名クリエイターのセミナーを見つけたら、たまに顔を出すのだが、今回はタイムリーな悩みにクリティカルヒットを貰ったと思う。私の中にあったモヤモヤが「クリエイティブ道」とう言葉で言語化されたため、頭の中がクリアになったのだと思う。

クリエイティブディレクターの仕事は、茶道や華道のように、ゴールを目指すのではなく、生涯を通じて磨き、自分の中で極みを見いだす仕事だと認識を変えてみる。そう考えると、一生夢中になれる仕事に出会えたことは幸せなことかもしれないとさえ思う。

「どうせやるなら、どうせ生きるなら、精一杯やろうと」と思う。そして、「体を休める」も精一杯やろうと思う。与えられた体は生涯に一つしかない。車のように乗り換えは効かないのだから、一番優先すべきは「心と体」であることに間違いはない。

心と体が元気だと、いいアイディアが浮かぶし、フットワークが軽くなるし、フットワークが軽いと、情報が集まる。「クリエイティブ道」を極めるには、この好循環が必要だと思う。

最後に、クリエイティブディレクターという仕事を、クリエイティブディレクターの視点で言語化し、鼓舞してくださった講師の方には、改めて感謝を申し上げたい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!